JEANS DICTIONARY




タイダイ
いわゆる「絞り染」(しぼりぞめ)のこと。製品の一部を、細い糸で緊縛するなどして、そこだけ他の部分と違う色に染めること。また、それに似せたプリント捺染も多い。Tシャツなどトップス類に多い。



ダウンジャケット[DOWN JACKET]
ナイロン地にダウン(羽毛)を詰めた腰丈ジャケットなど、羽毛入りの防寒着を総称してダウンジャケットともいう。また、袖のないベストタイプのものは、ダウンベストと呼ばれ、どちらも保温性に優れたアウトドアウエアの典型的な服。



裁ち切り線
仕上り線に縫い代などを加えた線。



タグ
値札や下げ札のこと。



タック[TUCK]
「織り込む」という意味。本来はスソ上げなどの作業もタックに入るが、一般的には、造形的なシルエットを創るために、布の一部をつまむことをいう。トラウザー(チノパン)で多用される。



たて落ち
ジーンズの生地表面に出来るタテ筋のこと。均一に染色出来なかった時代のデニム。ヴィンテージジーンズの再評価と共にジーンズの味として認められるようになった。



タブ[TAB]
バックポケットの回りに縫いつけられたブランドを表す織りネームのこと。



ダブルステッチ[DOUBLE STITCH]
ポケット端やヨーク部分など2本のステッチが平行して縫製された部分をダブルステッチ、または2本針縫製と呼ぶ。強度を目的とした仕様で、ワークウエアにはトリプルステッチと呼ばれるさらに強度を増した3本針縫製もある。



W(ダブル)ディップ・デニム
インディゴデニムは、別項のようにロープ染色法という工程で、インディゴ染料の浴槽(バス)の中を一工程で通常7~10回通過して染色された経糸で作られる。その回数にあき足らず、さらにもう一度以上同じ工程をくりかえして、より「濃度の高い」経糸を作ることがある。これをWディップデニムという。色の濃さをアピールする先端ジーンズの原料となる。



ダブルニー
モモからヒザまでの生地が二重になったタイプ。丈夫なため主にワークジーンズなどによく見られるディテール。



ダメージ加工
ダメージとは衣服の一部、生地などが破れたり、ホツレたりすることをいう。中古感覚を得るため、ヤスリで削ったり、あらかじめ刃物で「きっかけ」の切り口を入れ、ウォッシュの機械を意識的に長時間運転したりして、それらの小さな破れを作り出す加工。



タロン社[TALON]
スコービルがリベット・ボタンの名門なら、タロンはジッパーの名門メーカー。品質の高さで絶大なる信頼を受けている。



ダンガリー[DUNGAREE]
インド産の粗製綿布で、本来はタテ糸に白糸、ヨコに色糸を使用していた物を意味した。現在では単に薄手のデニム生地のことを指したり、もっと単純にダンガリーシャツのことを指す場合も多い。語源はヒンズー語のダグリから。



単環縫い
1本の針糸が鎖状に絡んで縫い目を形成する。縫い目に伸縮性があるが、縫い終わりや縫い目飛びにより、容易に縫い目が解けるので注意。



タンニン染(処理)
ジーンズの後加工工程の一つ。「タンニン」は天然の泥や土に多く含まれる化学物質で、鉄分などと結合して赤っぽい黄色の発色性を永続的に持つ。ジーンズのスソなどが泥でよごれると洗濯後も、黄色っぽく変化するが、このことを逆利用して、合成されたタンニン剤をインディゴ染料や他の色の染料とも反応させて、使い古したオールド感を出す目的で使われる洗い工程にとり入れられている。

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