JEANS DICTIONARY



シェービング[SHAVING加工]
グラインダーに巻き付けたサンドペーパーにより、ジーンズの綾目の山部分を擦り中古感を出す加工。モモやヒップなどはき込むことにより擦れる部分に一本一本、手作業で施す。ストーンウォッシュの前に開発された加工だが、現在でもモモの付け根にヒゲ状に表れる中古感を再現するヒゲ加工などで活躍。



ジェントリーフレアードジーンズ[GENTLY FLARED JEANS]
フレアードタイプに見られる広がりを、いくぶん少なめにした上品な感じのシルエット。普通のストレートタイプのものに少しフレアーを加えた雰囲気。ニュートラディショナルタイプのスラックス。ソフトフレアード(Soft f1ar-ed)。



シガレットジーンズ[CIGARETT JEANS]
葉巻きタバコのようなシルエットをしたジーンズの総称。



G(ジー)ジャン[G-JAC]
Gジャンはもちろん和製英語である。アメリカではデニムジャケットの呼び方が一般的。蛇足ながら、Gパンはジーンズ業界が協力してジーンズという呼び名を浸透させたのだが、なぜかGジャンはそのまま、現在でもオフィシャルに使用されている。



ジーパン[G-PAN]
かつてのジーンズの呼称。ジーンズパンツだからGパンと思われがちだが、事実はさにあらず。実はGIパンツを略してGパンと呼んでいたとか。戦後の様子がうかがえるエピソードである。



ジーニスト
「ジーンズ」に人物を示す意味の「ニスト」を加えた造語。ジーンズを愛好する人、ジーンズの似合う人などの意味に使われる。日本ジーンズ協議会の「ベストジーニスト」が有名。



ジップフライ/ジッパーフライ[ZIP FLY / ZIPPER FLY]
ジーンズの前開部がジッパーによるもの。簡便さからこの方式が現在の主流である。1891年にシカゴのホィトコム・ジャドソンの手によって発明された。1900年代初頭に量産化が行われた。
《(BUTTON FLY 参照)》



シーム[SEAM]
ジーンズの脚のラインのこと。外側のラインをアウトサイドシーム、内側のラインをインサイドシームという。ちなみに股下の長さはインシームという。



シャーティングジーンズ[SHIRTING JEANS]
シャーティングとは、コットンローンやリネン、ガーゼクロス、シャンブレー(平織綿布の一種)などのシャツ地のこと。これら、本来シャツ用の生地を、ボトム用にアレンジした生地で作ったジーンズを、シャーティングジーンズと呼んでいる。



シャトル織機
《(力織機【りきしょっき・りきおりき】 参照)》



シャトルレス織機
《(革新織機【かくしんおりき】 参照)》



ジャパンジーンズ[JAPAN JEANS]
日本製ジーンズが世界に進出したのは、1980年にビッグジョンがドイツ・ケルン市のジーンズメッセに出展したのが始まり。その以前より、ウォッシュ加工などで世界に影響を与えていた。ジャパンジーンズはそのクオリティの高さと、先進性で、瞬く間に欧州に、次いで米国に進出した。中でも'80年代中頃のニューヨークでは、ビッグジョンをはじめジャパンジーンズの一大ブームが起こった。



シャーリングトップポケット[SHEARING TOP POCKET]
ゴム糸で布地を縫い縮めてヒダを出すことをシャリングといい、ポケットの上端をシャリングしたポケットのこと。



シャンクボタン[SHANK BUTTON]
ベースボールジャックやワーキングウエアによく使用されている、凸型と凹型とからなっている金属製ステップ型のボタンの総称。あるボタンメーカーではドットボタンと呼んでいるが、一般的にはこの名で知られている。ちなみに、シャンクとは靴の土踏まずの部分のこと。



ジャンコード[JANコード]
Japanese Article Number:通常いわゆるバーコードと併記して表示され、レジなどでスキャンされて商品の動きを把握する目的に使われる。ジーンズ業界では日本ジーンズメーカー協議会の取り決めによりすべての商品に表示されている通常13桁の番号で、品番、色サイズ内容までも区分されている。尚このJANの他に各小売店が独自の管理目的でバーコードとその番号を設定していることもある。



シャンブレー[CHAMBRAY]
組織:平織
特長:タテに色糸、ヨコに白糸を用いた平織の綿布。さわやかな素材感で特に夏のシャツなどに多用される。ジーンズとの相性も抜群!



ジュンロン[JUNLON]
植物生まれの新繊維。レーヨンを上回る強度・風合いなどが特徴。



シルエット[SILHOUETTE]
元来はフランス語で「影」の意味。ファッション用語では、ある衣服の大まかな形、細さ、太さ、長さなどの組み合わせで構成される外観上の形のこと。「細身シルエット」、「バギーのシルエット」などと表現する。



しわ加工
ジーンズ製品に仕上がった時に、ゴワゴワとしたシワのような外観を得るために行う加工。激しく収縮する原糸を使用する場合と、織り上げた後で物理的、または化学的処理でシワを発現させる。



ジンクメッキ
銀色のボタンに施された亜鉛メッキのこと。加工仕上がり後は銀色に輝いているが、空気に触れたり削れたりしてくすみやキズが付き味が出てくる。



シングルステッチ
1本針で縫ったステッチ。2本針で縫ったものはダブルステッチという。
《(ダブルステッチ 参照)》



芯白(しんしろ)
《(中白効果【なかしろこうか】 参照)》



ジーンズ[JEANS]
通常、ジーンズは綿(コットン)製の厚手の織物を使用し、生産性向上のための直線的裁断カッティングと頑丈さを得るための「巻き縫い」など特殊な縫製仕様によって製造されたズボン類をさす。素材の綿織物は藍染またはインディゴ染料を使用するためブルー(青)色系の外観を有するが、他の色の織物や厚手ニット生地の使用もある。
いわゆる「チノパンツ」は上記の定義には該当しないことが多いが着用感覚や製造される工場の類似性から、広義の意味でジーンズに組み入れられることもある。また、ズボン類(ボトムス)のほか、上衣(日本名ジージャン等)や婦人服(スカート等)の形体に製造されるときも、簡便的に「ジーンズ」の分類に入れられることもあるが、用語の原則としてはあくまでズボン類である。
ジーンズは製造各工程が特殊な設備を要するため、他の衣料品とはやや分離された産業構造がある。
アメリカ合衆国の綿花産業の背景と開拓時代の労働作業衣服としての発展沿革を持つ。



シンチバック[CINCH BACK]
ウエスト調節のためにジーンズ後背部につけられたベルトのこと。2本針によりベルトを打ち抜いて留める方式だが、現在作られる復刻タイプの中にはPL法の実施により購買者のケガを懸念して針を使用しないモノもある。

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