JEANS DICTIONARY



空紡糸【くうぼうし】
紡績の大量生産化に根ざした開発により生まれた、空気紡績から生まれる糸のこと。スライバーをばらした繊維を高速回転するローターの中にいれて、遠心力により糸にする手法。リング紡績に較べ生産性は遥かに高いが、繊維の配列が悪く外側の撚りは強いが、内側の撚りは弱いというデメリットがある。現在アメリカやヨーロッパで生産されるジーンズにはこの空紡糸を使用したものが多い。オープンエンド紡績とも呼ばれる。



クオリティカムズファースト[QUALITY COMES FIRST]
「品質はすべてに優先する」という意味。連綿と続く、ビッグジョンのリーガル(製造)理念である。



クライドパンツ[CLYDE PANTS]
30年代のギャング「ボニーとクライド」を主人公とした映画でサスペンダーで吊って穿いた、クラシック、かつアメリカ農夫を思わせるイメージをもったパンツ。



クライマーパンツ[CLIMBER PANTS]
クライマーは「登山者」のこと。登山用のヘビーデューティなつくりのパンツのデザイン・機能箇所をモチーフしたパンツ。膝下がコットン厚地で二重になったりしたもの。



クラシックジーンズ[CLASSIC JEANS]
ファッションジーンズの対局をなす、昔ながらのジーンズという意味。具体的にはジーンズがファッションとしてブームを呼んだ、1950年代~1960年代以前までの、ベーシックなブルージーンズのことを指す。



クラッシュド加工[CRUSHED]
(ダメージ加工 参照)



グルカパンツ[GURKHA PANTS]
最大の特長は、ウエスト・ベルトのデザインにあり、ヒモと尾錠で前を留める仕掛けになっている。グルカは旧英領のインド軍のグルカ兵にちなむ。こうしたデザインがアイビー調のパンツ、ショーツ、スカートにも取り入れられている。



グレーディング
マスターパターンを各種サイズのパターンに拡大・縮小することで、この拡大・縮小していく技術や過程のことをグレーディングという。



グローイングアップウエスト[G.U.W]
アダルトの体型変化に対応したカッティング。アダルト層の多くは、ウエストサイズでジーンズを選ぶと、ヒップや太ももががダブつき、カッコ良く穿けないという悩みを持つ。G.U.WではJIS規格(ヤング仕様)のウエストとヒップのドロップ差を見直し、大人が快適にスタイリッシュに穿けるサイズバランスを独自に開発、採用している。



クロッチリベット[CLOTCH RIVET]
ヴィンテージ・ジーンズに見られる股部分に打ち込まれたリベットのこと。リベットは補強縫製の進化と共に使用される箇所が減っていくが、この股リベットもそのひとつ。



クロップドジーンズ[CROPPED JEANS]
女性向ジーンズでまた下丈の短いものの一種。ひざとくるぶしの中間程度の丈の長さで、スリム系のシルエットのものが多い。語源としては、クロッブCROP「刈り取る」の意味からきたとされる。ミュール・サンダルとの組み合せで軽快な着こなしがポイント。

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