SABRINA PANTS[サブリナパンツ]
映画「麗しのサブリナ」でオードリー・ヘップバーンが穿いて流行したパンツだが、これを現代的にデザインしたもの。脚にピッタリフィットした細身のパンツで、ふくらはぎの中位置の長さの7分丈が特長。
SADDLE BACK[サドルバック]
後ろに切り替えの入った、デザインのジーンズ。切り替えが馬の鞍(サドル)を思わせることから名前が付いた。
SAFARI POCKET[サファリポケット]
サファリジャケットのポケットに見られるような、フラップつきのプリーツポケットをジーンズに付けたもの。
SANFORIZED[サンフォライズド]
洗うと縮むというデニムの欠点を解消した防縮加工。生地に一定の水分を与え、サンフォライズ加工機により強制的に収縮させながら安定化させるという手法が取られる。1928年にアメリカのカルエット・ピーボディ社のサンフォード・カルエットが発明し、サンフォライゼーションと名付けられた。当初は同社のシャツに用いられていたが、全米のコットン素材製造業者からライセンス契約の申し込みが相次いだという。この防縮加工はジーンズにおいてはジッパーフライの普及にも大いに貢献した。
SATIN JEANS[サテンジーンズ]
コットンサテン、レーヨンサテンなど光沢のあるサテン地で造ったジーンズの総称。
SCALE POCKET[スケールポケット]
定規を入れるためのポケット。通例、オーバーオールやペインターパンツの右太もも外側についている。ワークパンツの特徴的なディテールのひとつ。
SCALLOPED YOKE[スカラップドヨーク]
スカラップは「帆立て貝」「扇形の飾り」などの意味。スカラップドヨークはウエスタンシャツなどに見られる扇形の切り替えのことである。
SCOVILL[スコービル社]
リベットやボタンなど。ジーンズの金属部分を取り扱う米国のメーカー。その歴史と品質の高さで有名。
SCULPTURED CORDUROY[スカルプチャードコーデュロイ]
コーデュロイの一種で、うねの部分がノミで彫られたようにデコボコとしたコーデュロイのこと。別名ファンシーコーデュロイともいう。また、織物のおもしろさを生かした、という意味で、テクスチャライズドコーデュロイとも呼ばれている。
SEAM[シーム]
ジーンズの脚のラインのこと。外側のラインをアウトサイドシーム、内側のラインをインサイドシームという。ちなみに股下の長さはインシームという。
SELVEDGE[セルヴィッチ]
織り端がほつれないよう施された生地の耳のこと。この耳の部分に色糸で施したラインにより赤耳、青耳などの呼び名が生まれた。
SHANK BUTTON[シャンクボタン]
ベースボールジャックやワーキングウエアによく使用されている、凸型と凹型とからなっている金属製ステップ型のボタンの総称。あるボタンメーカーではドットボタンと呼んでいるが、一般的にはこの名で知られている。ちなみに、シャンクとは靴の土踏まずの部分のこと。
SHAVING加工[シェービング]
グラインダーに巻き付けたサンドペーパーにより、ジーンズの綾目の山部分を擦り中古感を出す加工。モモやヒップなどはき込むことにより擦れる部分に一本一本、手作業で施す。ストーンウォッシュの前に開発された加工だが、現在でもモモの付け根にヒゲ状に表れる中古感を再現するヒゲ加工などで活躍。

SHEARING TOP POCKET[シャーリングトップポケット]
ゴム糸で布地を縫い縮めてヒダを出すことをシャリングといい、ポケットの上端をシャリングしたポケットのこと。
SHIRTING JEANS[シャーティングジーンズ]
シャーティングとは、コットンローンやリネン、ガーゼクロス、シャンブレー(平織綿布の一種)などのシャツ地のこと。これら、本来シャツ用の生地を、ボトム用にアレンジした生地で作ったジーンズを、シャーティングジーンズと呼んでいる。
SILHOUETTE[シルエット]
元来はフランス語で「影」の意味。ファッション用語では、ある衣服の大まかな形、細さ、太さ、長さなどの組み合わせで構成される外観上の形のこと。「細身シルエット」、「バギーのシルエット」などと表現する。
SKINNY JEANS[スキニージーンズ]
皮膚のように、足にぴったりとフィットしたジーンズのこと。スーパースリムジーンズともいう。
SLANTED POCKET[スランテッドポケット]
スラントとは「斜めの」「傾斜した」の意味。やや斜めにつけられたポケットのこと。スランティングポケットまたはアングルドポケットともいう。
SLEEK[スレーキ]
ポケットの袋地を呼ぶときに使われる言葉。バックポケットを補強するために内蔵された布地も同様の言葉で表現されることが多い。
SLENDER[スレンダー]
ほっそりとしたシルエットという意味で、スリム・シルエットに同じ。
SLIM[スリム]
一般に細いジーンズのことをスリムと思いがちだが、それは違う。スリムとは「ヒザ下からスソにかけて急激に絞り込まれた」シルエットのことである。従って、ヒップ、太ももはゆったり、ヒザからスソにかけて細くなる、ゆとりのスリムという物も当然存在する。ビッグジョンでは305など3から始まる品番をスリムと定めている。
SP[エスピー]
Sales Promotion:販売促進のこと。限定的意味としては販売される場所、売り場や小売店を限って行われる商品やサービスの告知活動のこと。MC(宣伝、別項)
とは区別された概念。
SPATS[スパッツ]
元来はくるぶしの上まである短いゲートルの意で、ひざから下の部分の衣服(ないしはき物)であったが。現在のスパッツは、極めて細身で腰や両足をつつみ、身体の動きにつれて伸び縮みできるようなストレッチ素材をもちいたボトムの一種をさす。ニット類が多用されているが、伸びるデニムなどの布帛も多い。特に女性がスマートな身のこなしや生活感を楽しむファッションとして着用することが多く、ジーンズの世界でも重要なアイテムの一つである。尚、足裏にかけてループをひっかけて両足部分を伸ばす構造のものもある。
SPIRIT[スピリット]
ビッグジョンのベーシックラインとしてロングセラーを続けるシリーズ。「日本人に最も似合うジーンズ」をコンセプトに、独自の体型調査から得たデータを基に作り上げたラインアップは、まさにパーソナルベスト。流行を追いかけるよりも豊富なサイズバリエーションや幅広いラインアップに力を入れるなど、ベーシックにこだわったシリーズ。'83年に発売開始。
STITCH[ステッチ]
「縫うこと」「縫い方」また、その種類の総称。ジーンズにおけるステッチの役割は、分厚いデニムをそれだけしっかり縫い合わせるか、という構造上必要な性質と、ヒップポケットの装着などに使われる、個性の表現手段としての性質の両方有り、そのどちらも重要である。
STONE WASH[ストーンウォッシュ]
ジーンズの中古感を追求する事により生まれた加工方法。石とともにジーンズを洗い、石とデニム地が摩擦することにより中古感をだす。1978年、ビッグジョンは世界で初めて「色落ちを楽しむ洗い加工」でストーンウォッシュを発売。

STRAIGHT[ストレート]
ジーンズの基本となるシルエットで、「ヒップからスソにかけて、まっすぐ一定の比率で細くなる」もの。ビッグジョンでは103など1から始まる品番がそれにあたる。
STRAIGHT DOUBLE SIITCH[ストレートダブルステッチ]
ヒップポケットに走る、2本のまっすぐなステッチは、ビッグジョンのシンボルとも言え、商標登録がなされている。(No.1515225)シンプル・イズ・ザ・ベストのビッグジョンの思想を表現する。
STRECH[ストレッチ]
「伸ばす」「広げる」などの意味。ポリウレタンなど伸縮性のある化学繊維を織り込んだ素材の特性を活かし、カラダにぴったりフィットしながら、自在に動けるストレッチパンツなどがレディースでは人気。メンズ市場ではあまり馴染みはないが、穿き心地の良さからアダルトジーンズに多く見られる。
STUDED JEANS[スタデッドジーンズ]
スタッド(飾りビョウ)を、ジーンズの脇のシームや、ヨークのシームに沿って打ち込み、それをアクセントにしたジーンズのこと。
STUD WORK[スタッドワーク]
パッチワークなどと並ぶディテールアクセントの一つである。ジーンズのポケットや脇の縫い目に沿って、あるいは裾口などにスタッド(飾りビョウや飾りボタン)を打って、アクセントにすること。
SUPER SLIM JEANS[スーパースリムジーンズ]
(スキニージーンズ 参照)
SURPLUS-WEAR[サープラスウェア]
軍隊の放出品のこと。機能性や頑強さに全く妥協を許せないサープラスウェアは、かつての労働服と同じように、カジュアルウェアの重要なアイデアソースのひとつである。
S撚り/Z撚り
糸は繊維を整え細く引き伸ばしながら撚りをかけることにより作られる。この撚り方向には右と左があり、右撚りをS撚り、左撚りをZ撚りと呼ぶ。この糸の撚りはS撚りが主流であり、綾織りの方向と密接に関連してくる。S撚りの糸で右綾に織ると糸の撚りが戻る方向と綾目の方向が逆になるため綾崩れをおこし、生地表面がざっくりとした風合いになる。反対に左綾の場合は、綾目と糸の撚りの戻りが同一方向になるため綾目が締まりきれいに整うことになる。これが左綾がタテ落ちしやすいという理由のひとつでもある。
|