JEANS DICTIONARY

D



DCブランド
Designer's & Character'sブランド。
和製英語、著名なデザイナーの個人名や特定のブランド、アルファベット、絵柄(アニメ画など)をあしらったり、またそれらの商品をまとめて構成して販売展開すること。



DEAD STOCK[デッドストック]
中古衣料の中でも、在庫品として倉庫に眠っていた物。古着でありながら未使用ならではのコンディションが魅力で、当然価値も高い。



DENIM[デニム]
「デニム」は織物の種類の名前である。一般的に定義付けをすれば、経糸(たていと)は太番手の純綿糸で同色の色糸を使用し、緯糸(よこいと)には白く見える未晒糸あるいは晒糸を使い、3/1または2/1の綾織りにした厚地織物となる。本来糸種や経糸の色に限定は無かったのだが、藍(あい)やインディゴの染料で濃紺や青色に染めることが多く、デニムといえば「ブルーデニム」という印象が強くなってしまった。したがって「ブルーデニム」、「カラーデニム」と正しく使い分けをしたほうが適切である。また「デニム」の用語を生地ではなく製品の「ジーンズ」の意味で多用すると混乱が生じることに留意すべきであろう。
「デニム」の言葉の由来は明白である。フランス南部地中海沿岸にニームという都市がある。古くからの港町マルセイユから西へ100km以内という立地の平野部を活用して葡萄や織物の産地であった。この地で、マルセイユ経由でインドから導入された綾組織の厚手織物が量産され、ニーム地方のサージ(綾織物)Serge de Nimes(セルジュ・ド・ニーム)と呼ばれるようになり。英語圏で訛ってDenimとなった。



DENIM[デニム]の染料
繊維製品を染める材料を染料という。染料や染色方法また染色機械には種類が多いが、ここではデニム関係の染色(主として糸染め)について述べる。ブルーデニムはインディゴ染料(天然インディゴは日本では藍と呼び、一般的には構造的に同じ成分の合成インディゴが使用されている)を還元→空気による酸化という方法で染色している。一方ブラックデニムは現状、黒色の色素を持つ成分が硫黄系の材料であるのでナトリウムでやはり還元した後、酸化して付着させている。そのため後処理をうまく行わないと硫黄成分が残って臭いや物性劣化の原因となるので注意が必要である。またインディゴブルーの染色にも、後進国等ではこの硫化染料が使われていることも多い。



DENIM[デニム]の染色方法
日本のインディゴブルーデニムは、'70年代にアメリカのコーンミルズ社等の本格的な製造方法を学んだ経緯から伝統的にロープ染色法が多い。ロープとは文字どおり綿糸を数十本まとめてロープ程度の太さにしたものを一単位として、平行にならべてローラー駆動によってインディゴ液に浸漬していく作業工程を特長とする。これに対してスラッシャー染めとかシート染めといわれるやり方は、糸はロープ状ではなく一本一本分離した状態で行う。



DENIM[デニム](綾織)の特長
ジーンズは、洗えば洗うほど味がでてくる丈夫な糸染め織物で、経に太い色糸を、緯にやや細目の晒し糸を用いて2/1又は3/1の綾に織り上げると、布の表には経糸が多く、色が緯糸の色目より濃くなる。厚手のものは14オンスデニムとか、薄いものでは7オンスデニム(1オンス:28.4グラム)と、用途に応じた肉厚のデニムがある。
 デニムの基本色はインディゴ・ブルーで通常は濃色であるが、中古加工(あらかじめ使い込んだように見せる)して色落ちさせたものや、経緯に美しい染色をした糸を用いたカラーデニムや縦じまを織りだしたものもある。
 尚、デニムとは逆に経に晒糸、緯に色糸を使って綾織に織り上げたものは「ダンガリー」と呼ぶ。



DESIGNER'S JEANS[デザイナージーンズ]
ファッション・デザイナーによって独自に商品化されたジーンズ。1978年頃、ジーンズが若者を中心とした一部の衣服としてではなく、トータルな衣服の中の一つとして認められ、ファッションビジネスとして成り立ったスタートの時代米国で爆発的な人気を得て、日本にも紹介された。カルバン・クライン、サッスーン、バンダー・ビルト等がそれでデザイナーの名前をバックに施しており、一般のジーンズより価格は高かった。現在でも海外からのデザイナー・ジーンズは紹介されているが、インポートジーンズの言葉の意味合いにも近い。


DINNER JEANS[ディナージーンズ]
1979年~82年頃に米国で流行った、細身のきれいなシルエットのジーンズの総称。ディナーの際に着用してもおかしくないドレスアップされた着こなしに合うジーンズ。デザイナー名を打ち出したデザイナージーンズと同じ意味合い。


DOUBLE STITCH[ダブルステッチ]
ポケット端やヨーク部分など2本のステッチが平行して縫製された部分をダブルステッチ、または2本針縫製と呼ぶ。強度を目的とした仕様で、ワークウエアにはトリプルステッチと呼ばれるさらに強度を増した3本針縫製もある。


DOUGHNUT BUTTON[ドーナッツボタン]
中央が空洞になったドーナッツ状のボタンのこと。ボタンは自動機が開発されるまでは手作業でつけられていたため、穴があることにより、より確実にボタン留めの針を打ち曲げることが出来たともいわれる。


DOWN JACKET[ダウンジャケット]
ナイロン地にダウン(羽毛)を詰めた腰丈ジャケットなど、羽毛入りの防寒着を総称してダウンジャケットともいう。また、袖のないベストタイプのものは、ダウンベストと呼ばれ、どちらも保温性に優れたアウトドアウエアの典型的な服。


DUNGAREE[ダンガリー]
インド産の粗製綿布で、本来はタテ糸に白糸、ヨコに色糸を使用していた物を意味した。現在では単に薄手のデニム生地のことを指したり、もっと単純にダンガリーシャツのことを指す場合も多い。語源はヒンズー語のダグリから。

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