JEANS DICTIONARY

C



CAD[キャド]
Computer Aided Design:コンピュータのソフトウエア手法を使って、画像や絵柄、色などを効率的に完成させる手法。織物や衣服のデザインの制作作業にも導入されている。ジーンズの生産では原型パターン(型紙)を制作したり、各サイズ毎に縮小、拡大する作業(グレーディング)等に応用される。



CAM[キャム]
Computer Aided Manufacturing:コンピュータのソフトウエア手法を使って、生産工程の設計や機械制御を行うことをいう。ジーンズ衣服の製造では、生地裁断時に身ごろなどの各パーツをロスの少ないよう効率よく並べつける作業(マーキング)などに導入されている。



CAPRI PANTS[カプリパンツ]
婦人物でひざ上までの長さのジーンズパンツのこと。地中海のカプリ島などのリゾート地で軽快にはきこなすイメージからのネーミング。街着としてもおしゃれなファッションである。



CARPENTER JEANS[カーペンタージーンズ]
ワークウェアの一種でオーバーオールを原型にデザインされたジーンズ。工具入れのポケットや大きなヒップポケットが特徴。



CHAIN STITCH/UNION SPECIAL[チェーンステッチ/ユニオンスペシャル]
縫い目がチェーンのように繋がっている縫製仕様のこと。カン縫いとも呼ばれる。シングルステッチ(本縫い)の下糸が糸の収納量の少ないボビンからだされるのに対し、チェーンステッチは上糸と同じ収納量の多い糸巻きから出される。従って、下糸交換の手間が省けるため長い直線を縫製するのに適している。ユニオンスペシャルとは、このチェーンステッチ専用のミシンで、縫製する部分によりミシンの種類も使い分けられる。



CHAMBRAY[シャンブレー]
タテに色糸、ヨコに白糸を用いた平織の綿布。さわやかな素材感で特に夏のシャツなどに多用される。ジーンズとの相性も抜群!



CHEMICAL WASH[ケミカルウォッシュ]
強力な酸化剤を生地に反応させることで色ムラを演出させる加工法。'80年代半ば頃、社会現象になるほどの世界的ブームをつくった。今でも一部の地域では熱狂的に指示されている。



CHEST YOKE[チェストヨーク]
シャツやジャケットの胸の切り替えのこと。デザインはいろいろなバリエーションがあり、水平ヨーク、曲線ヨーク、V字形ヨーク、W字形ヨークが代表。



CHINO[チノ]
かつて軍服に使われていた厚手の綿綾織物のこと。チノの名前の由来はチャイナつまり中国からきているが、元々は英国で造られていた生地。第二次大戦中にフィリピン駐留の米軍が、中国から大量購入したことからチノと呼ばれるようになった。色はカーキ、オリーブ、生成りなどが主流。この生地から造られたパンツをチノーズ、またはチノパンと呼ぶ。
(WEST-POINT 参照)



CIGARETT JEANS[シガレットジーンズ]
葉巻きタバコのようなシルエットをしたジーンズの総称。



CINCH BACK[シンチバック]
ウエスト調節のためにジーンズ後背部につけられたベルトのこと。2本針によりベルトを打ち抜いて留める方式だが、現在作られる復刻タイプの中にはPL法の実施により購買者のケガを懸念して針を使用しないモノもある。



CLASSIC JEANS[クラシックジーンズ]
ファッションジーンズの対局をなす、昔ながらのジーンズという意味。具体的にはジーンズがファッションとしてブームを呼んだ、1950年代~1960年代以前までの、ベーシックなブルージーンズのことを指す。



CLIMBER PANTS[クライマーパンツ]
クライマーは「登山者」のこと。登山用のヘビーデューティなつくりのパンツのデザイン・機能箇所をモチーフしたパンツ。膝下がコットン厚地で二重になったりしたもの。



CLOTCH RIVET[クロッチリベット]
ヴィンテージ・ジーンズに見られる股部分に打ち込まれたリベットのこと。リベットは補強縫製の進化と共に使用される箇所が減っていくが、この股リベットもそのひとつ。



CLYDE PANTS[クライドパンツ]
30年代のギャング「ボニーとクライド」を主人公とした映画でサスペンダーで吊って穿いた、クラシック、かつアメリカ農夫を思わせるイメージをもったパンツ。



COATING[コーティング]
コートとは「覆う(おおう)」、「塗る」などの英動詞。生地の上からある目的をもって、合成樹脂などを塗布すること。


COIN POCKET[コインポケット]
(WATCH POCKET 参照)



COLOR[カラー]
<色><色彩>のことだが、ジーンズ業界でカラーと言えば、ブルージーンズ以外の例えばカラージーンズやトラウザーなどの色を指す。



CORDS[コーズ]
コーデュロイのこと。
組織:パイル織物
昔でいうコール天。元はフランス語のコール・デュ・ロワ(王のお仕着せ)の意味で、王朝時代、宮廷の労働者達にこの布で作った作業服を与えたのが始まりと言われている。ちなみにコーディロイを日本に最初に紹介したのもビッグジョンだった。
特長:経方向に毛羽(パイル)の畝があり、畝の太い、細いや風合いがいろいろある。畝の太さにより鬼コール(インチ間に6本前後)、中太コール(9本前後)、細コール(15本前後)、極細コール(20本前後)に分けられる。毛緯と経糸との組織の仕方で、ファースト・パイル(Wパイル)とルーズ・パイル(Vパイル)があり、ファースト・パイルの方が毛が抜けにくいが組織が粗い欠点もあり、ルーズ・パイルは風合いが良く腰のやわらかいコーデュロイになる。毛羽により保温性がすぐれ、秋冬の衣料に最適である。



CORE YARN[コアヤーン]
ポリエステル糸の使用はジーンズの強度を増したが、インディゴとの馴染みの面では綿糸にはかなわない。そこで開発されたのがコアヤーン。これは糸の表面に綿糸、芯の部分にポリエステルフィラメントを使用するという画期的な手法。ストーンウォッシュなどの洗い加工の発達が生んだ糸といえる。



COSTUME JEANS[コスチュームジーンズ]
ラメや模造宝石などをポイントにあしらった派手なジーンズのこと。ステージコスチュームなどに多く用いられることから、こう呼ばれている。



COTTON[コットン]
デニムを織る糸の原材料となる綿のこと。世界80ヶ国以上で生産されており、初めて栽培されたのは4,000年前のインドとされている。ちなみにビッグジョンではUSA(米綿)コットンを使用。
(綿・綿花 参照)



COVER ALL[カバーオール]
自動車のエンジニアなどの作業着に見られる、つなぎ服のこと。服の上からすっぽりかぶるように着ることが名前の由来。



COVERED BUTTON[カバードボタン]
現在、主流をなす中央に穴のないキャップ付きボタンのこと。ボタンを打ちつける際に、内部で針が自動的に折れ曲がる精度が増したことにより、ドーナッツボタンに代わって一般的となった。



CROPPED JEANS[クロップドジーンズ]
女性向ジーンズでまた下丈の短いものの一種。ひざとくるぶしの中間程度の丈の長さで、スリム系のシルエットのものが多い。語源としては、クロッブCROP「刈り取る」の意味からきたとされる。ミュール・サンダルとの組み合せで軽快な着こなしがポイント。



CRUSHED[クラッシュド加工]
(ダメージ加工 参照)


CURVE BELT[カーブベルト]
人間のウエストはくびれてるが、そのくびれに合わせて作られたウエストのパターン技術。レディースジーンズに使われていることが多い。


CUT OFF JEANS[カットオフジーンズ]
別名チョップオフジーンズともいわれ、カットオフ(切り離す)したショートカットパンツのこと。切り離した部分は何もせずに、そのままにしてはく。

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