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 2007年11月

『 第1回ジーンズ討論会 議題:レアジーンズその2 』

2007/11/29   ジーンズ討論会 

(。・ε・。) < 前回話の途中で終ってしまったので、今日はその続きの話を。



ちなみに前回の話
http://www.bigjohn.co.jp/blog/2007/10/post_2.html




ええっと、どこまで話が行ってましたっけ??

あ、そうそう。
「レアジーンズというものを友達から教えてもらい、ビッグジョンに電話して取扱店を教えてもらって、お金も無いのに、とりあえずそのショップまで足を運ぼう!」と言うところまででしたね。

そうなんですよ。学生でお金も無いのになんでかショップに行こうと決心したわけなんですよ。たぶんまずは実際に見てみないと衝動を抑えきれなかったからだったんでしょう。




そのショップは、地域でもちょっとマニアックなジーンズを扱っているお店でした。「一体どこにあるのかな〜」なんて思いながら店内を探していると、それらしきモノが置いてありそうな棚を見つけました。「たぶんここクサイな」っと棚を注意深くみてみると・・・ありました!

「これがレアジーンズ・・・」という感じですごい独特のオーラを放っていたのを思い出します。いざ手にとってみてみると、これがものすごいザラ感があって、しかもカタイ・・・。鉄板のようなデニム。それは明らかに今までのジーンズとはワケが違いました。

その間、どれくらいそのジーンズを見ていたかはわかりませんが、5分くらいまじまじとレアジーンズを見ていた覚えがあります。




そんな異様な空気を察してか、店員さんが声をかけてくれて、「それスゴイでしょう?ビッグジョンというブランドでね・・・」といろいろとこのジーンズについて説明をしてくれました。

僕は心の中で、「申し訳ないが店員さん、僕もカタログに穴があくほど読んでこのジーンズについて勉強したのだよ。カタログに載ってない情報をタノム!」を一瞬思いながらも、「あ、カタログ見てこのジーンズいいなぁ〜って思ってココに来たんですよ〜」と先制パンチを入れます。

「そうなんだ。最近のカタログ持ってる?」と店員さん。

ん?最近のカタログ?? 僕の持ってるやつ??



そして店員さんがレジ下から取りだしたのがこのカタログ。Vol.23。

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アレ?僕の持ってるやつではない。
で中身を見てみると、やはり今回も載っているじゃないですかレアジーンズが。


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「おおおおっ!これスゴイっすねー!」と思わず口から出るほどこの色落ちは衝撃的でした。
(店員さんの顔を見ると“してやったり”みたいな顔をしてたので、すぐに我に返りましたが)




結局カタログだけもらって購入せずに帰宅したのですが、この衝撃のページは切り取って、部屋の壁に長い間貼って飾っていたのを思い出します。

「こんないい色落ちするジーンズはよ買ってみてー」なーんて思いながら眺めてました。




18,000円のレアジーンズをどうやって買うか?
これがその時の僕の大きなテーマとなっていったのです。




で、またこの話終らないので、また後日ってことでお願いします(なげー)。

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『BIG JOHN AIR LINE』

2007/11/27   ノベルティーグッズ 

おひさしぶりっす。
どもビッグジョンマン (。・ε・。)/ です。


ちょっとまえに、とある用事で販促課の倉庫をガサガサと探っていると、偶然面白い写真を見つけましたので、ちょっとご紹介を。

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ビッグジョンの販促ツールだった「BIG JOHN AIR LINE」の飛行機模型。
もちろん僕が入社するだいぶ前のことなので、この写真について諸先輩方に聞いてみると、昔ビッグジョンボーイズの店頭販促ツールとして作ったそう。

しかもA3くらいのサイズかと思いきや、1mちょっとくらいあったそうです(意外とデカイ・・・)。




「ビッグジョン」の名前は創業者の尾崎小太郎氏の名前に由来しています。

「小太郎」を英語読みすると「リトル・ジョン」(一般的な日本の男性の名前である“太郎”は、アメリカでいうところの“John”にあたるということから)。

「夢は大きく!」ということで「BIG JOHN」となったわけです。




「そんな当時のビッグジョンの心意気が乗ったのがこのBIG JOHN AIR LINEだったのかも・・・」なんてこの写真を見てふと想いにふけったビッグジョンマンなのでした。






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『UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY Vol.9』

2007/11/22   ザ・テーラード 

『UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY Vol.9』ジーンズが完成し、やっと依頼主に出会える日がやって来た。

果たして依頼主は誰なのか?

UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY 最終話。




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            【 VOL.9 /完成】




 依頼主が引き取りに来るのをアンクル・ジョンは今か今かと待っている。約束の期日には何とか間に合わせることができた。初めて出会うその依頼主に気に入ってもらえるかどうか多少の不安もあるが、難しい仕事を成し遂げた今、充実感と喜びの方が遥かに勝っている。だがしかし、アンクル・ジョンはすでに依頼主と顔を合わせている。賢明なる読者諸君なら、依頼主が誰なのかはもうお分かりのはずだ。

 そんなこととは露知らず・・・ひたすら依頼主を待つアンクル・ジョンは、ふと閃いた。そうだ、仕立て屋があつらえたこのジーンズを、最後にこう命名して渡すことにしようではないか。“ザ・テーラードの完成です”と。




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Fin...








※登場人物はフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切関係がありません。写真やストーリーは “ 仕立て屋があつらえたかのようなイメージ ”という商品コンセプトを表現しており、実際の作業工程を忠実に再現したものではありません。

しかしながら、着用ジーンズを含む商品写真はもちろん“The Tailored”のジーンズを使用しています。ぜひ、店頭でご覧になってみて下さい。



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『UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY Vol.8』

2007/11/21   ザ・テーラード 

さぁ、仕事もいよいよ大詰めをむかえたアンクル・ジョン。

普段の仕事では経験することのなかった洗いやシェービング加工を知人に託し、最終のチェックへと移ります。

いよいよお話もクライマックスを迎えることとなります。



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            【 VOL.8 /チェック】




 さて、仕立て上がりの最終チェックである。ジーンズの洗い加工はやはり近所に住む馴染みの元クリーニング屋に頼んだ。依頼主の手紙には、デニムのブルーを濃色から淡色まで3段階に分けてつくって欲しいという指示があったからだ。アンクル・ジョンはハンドアイロンによるプレス仕上げはしていても洗い加工などは経験したことがない。



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 元クリーニング屋は洗いの達人であったが今は磨きを専門とする研磨職人である。汚れを落としたりきれいに磨くことは得意だが、味わいを大事にするデニムの仕事に少し戸惑った。しかし、“アンクル・ジョンの頼みなら・・・” とこちらも快く引き受けてくれた。アンクル・ジョンの“決してやり過ぎないで欲しい”という言葉をしっかりと胸に刻み込んだ元クリーニング屋の研磨職人。色を微妙に洗い落としたり、前身頃上部のヒゲ加工や大腿に渡る細かいシェービングも高級感が損なわれることのないように施し、3型のシルエットに対して3色ずつ色分けして完成させた。イメージ通りの色出しと加工にアンクル・ジョンが満足したのは言うまでもない・・・。







( VOL.9 最終話へと続く )


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『UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY Vol.7』

2007/11/20   ザ・テーラード 

徐々に完成へ向かっていくこのジーンズ。
だいたいのアウトラインは出来てきたので、ここから繊細な作業へと移ることになる。

どんなボタンを使うのか?
どんなラベルを縫い付けるのか?

アンクル・ジョンの経験と感覚、そして彼の幅広い人脈が活躍することとなる。




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            【 VOL.7 /ディテール】




 ディテールはシンプルかつ高級感のあること、と注文を受けたアンクル・ジョン。フロント釦やリベット、ジッパーなどは近所に住む気心の知れた金物細工の職人に。ピスポケット上部につく革ラベルは鞄をつくっている町の皮革職人にと、あらかじめ仕上がりのイメージを伝え、いずれも最高のものを届けるように頼んでおいた。職人達は皆 “アンクル・ジョンの頼みなら・・・”と快く引き受けてくれたのだった。



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 フロント釦はブレザーなどに使われることの多いメタル釦を採用した。半円形で味わいのあるアンティーク調の釦は、止め外しのし易さに優れている。仕立て屋としての強いこだわりと姿勢がここにも表現されることになった。

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革ラベルはベースに牛革を用い、クロコダイル柄のようなプレスを加えるというモダンな加工にも挑戦させ、さらにシルエット別にその色が分かれるようにアンクル・ジョンは指示していた。依頼主がその3型をはっきりと見分けられるように配慮したからである。


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( VOL.8へと続く )


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『UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY Vol.6』

2007/11/16   ザ・テーラード 

町一番の洒落者、セバスチャンをフィッティングモデルとして起用し、自分の作ったサンプルの出来に納得したアンクル・ジョン。

今日の回は、アンクル・ジョンが作りだした3型のシルエットと各靴との相性を見ていただこうと思う。



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            【 VOL.6 /靴との相性】




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(VOL.6へと続く )


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『UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY Vol.5』

2007/11/15   ザ・テーラード 

ついにサンプルが縫い上がった。

今日の段階でジーンズを仕立てることの難しさと苦労を身にしみて感じていたアンクル・ジョン。しかしここからが仕立て屋としての本領発揮と言うべきであろう。

依頼主の注文に応えるべく、最高品質のジーンズを仕立てるために、このサンプルのジーンズを誰かにフィッティングさせ、微調整をしていく必要性があった。



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            【 VOL.5 /フィッティング】




 窓から差し込む光がやわらかさを増してきたころ、アンクル・ジョンは3型のシルエットをついに完成させた。本当は仮縫いの時も自分が依頼主のもとへと出向きたかった。しかし“すべて完成した上で引き取りにうかがう。私はあなたをとても信用している”との一文が最後に添えられてあったため、躊躇せざるを得なかった。自信はあったが間違いがあってはならない。ここは誰かに一度試着させるべきだ・・・、と考えた。




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 アンクル・ジョンは依頼主のボディサイズに一番近い体型の“セバスチャン”という若者を町から探してきた。

シンデレラ物語のような“お姫さま”との出会いでは決してなかったが、アンクル・ジョンは彼にとても満足した。“セバスチャン”は町一番の洒落者で遊び人と噂されたこともあったが、“アンクル・ジョンの頼みなら・・・”といつになく真面目に引き受けてくれた。アンクル・ジョンは早速セバスチャンを店に呼び、3型のシルエットと靴の種類によるスソの見え方の違いを実際に穿かせてみて確かめることにした。このような試着の作業は、仕立て屋として昔も今も変わることのない最も楽しみなひとときである。( VOL.6へと続く )



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『UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY Vol.4』

2007/11/14   ザ・テーラード 

生地も決まり、試行錯誤しながらもパターン作成することができたアンクル・ジョン。

さて、次は縫製へと取りかかる。

ジーンズ1本縫い上げるのを支えたのは手を加えた老朽のミシン、そして彼自身の “経験” と “腕” だった。



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              【 VOL.4 /縫製】




 仕立て屋として縫製の作業はお手のもの、と言いたいところだが、普段扱うことのないデニムの厚さには難儀した。古い手回しのミシンは長年アンクル・ジョンが愛用しているものだ。ミシンの手入れは髭と同様、怠ったことはない。今や右腕と言ってもいい。とりあえずミシンの針はデニムの生地を通す太いものに交換した。ハンドルに渾身の力を込めながらも流れるように、かつ注意深く縫い進めた。



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 繊細な力加減が必要とされるいつもの縫製と違って、力の入る作業となった。しかしアンクル・ジョンは眉ひとつ動かさず縫い上げることができた。こう見えてもアンクル・ジョンは、腕っぷしの強さだったら右に出るものがいないとアメリカの農場暮らしの時代に言われている。縫製の作業が終って一番ほっとしたのは、他の誰よりも年老いた一台のミシンであったことは間違いない。( VOL.5へと続く )


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『UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY Vol.3』

2007/11/13   ザ・テーラード 

生地選びを無事終えたアンクル・ジョン。
さて、次の作業はパターンを決めること。

どのようなシルエットを依頼主に提示すべきなのか?
手紙に書いてある短い文章から、依頼主の望まんとすることを読み取ろうとするのであった。



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            【 VOL.3 /パターン】




 依頼主の姿をアンクル・ジョンは見ていない。一通の手紙を受け取っただけである。手紙にはボディサイズも細かく丁寧に書かれてあったが依頼主のもとへ出向いて採寸から始めるのとはやはり、わけが違う。

 しかし、長年の勘と経験でわかるのが仕立て屋アンクル・ジョンたる由縁。その流れるような勢いのある筆跡や細みのシルエットという要望から、比較的若い男性からのものであることは容易に想像できた。そして、 “履く靴の違いによるスソの見え方にも最善の注意を払うように” という部分は “装う” ことに対してなかなかの見識の持ち主でもあると感じていた。 “お洒落は足もとから” とは昔からよく言われていることだが、 “男は足もとできまる” とも考えていたからだ。アンクル・ジョンは自然とシルエットの型紙を見直していた。



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 アンクル・ジョンはまず、太すぎも細すぎもしない現代的なタイトシルエットに注目した。腰からヒザ上までは同じフィット感の型とすることで、全体的にタイトシルエットの流れを崩すことのないよう注意する。あとはヒザからスソにかけての微妙な寸法差で3型のスタイル提案を目指す、という方向性を決めた。わかりやすくロットナンバーとスタイルのコンセプトになる名前も先につけた。いずれにせよ、それらは細かいパターンメイクが必要とされ、何度も何度も型紙を作り直すという根気のいる作業になった。( VOL.4へと続く )



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『UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY Vol.2』

2007/11/12   ザ・テーラード 

前回からスタートしましたUNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY。

依頼主不明の手紙が届き、ジーンズを仕立てることとなったアンクル・ジョン。

彼はどのようにしてジーンズを仕立てていくのか?




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            【 VOL.2 /生地選び】




 アンクル・ジョンは、隣町の生地屋から届けられた数あるデニムの原反の中から厚くも薄くもない12,75オンスの生地を手に取った。仕立てるには丁度よい厚さと判断した。もちろん紳士服の生地とはまったく違うが、デニムの歴史と伝統に裏打ちされた綿100%ならではの手触りにはあらためて敬意を払った。



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“ デニムの風合いを残しながらも上品にしっかりと穿きこなしたい ”



依頼主はそう考えているに違いない。しかもそのデニムは後の加工やディテールも手伝って、さりげなくそのスタイルを主張することだろう。この生地なら依頼主もきっと満足してくれるはずだ・・・。



さまざまな思いをめぐらすアンクル・ジョンだったが、仕上がりに向けてまずは幸先のよい感触をつかんだ。( VOL.3へと続く )



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『UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY Vol.1』

2007/11/09   ザ・テーラード 

一昨日のブログでお知らせしました「ザ・テーラード」。

それを今日からは、あるひとつの物語とともに紹介していきたいと思います。



      その名も【 UNCLE JOHN'S FANCIFUL STORY 】。



物語は、ある男の店へ一通の手紙が舞い込んだところから始まります。

その手紙の内容は? 送り主は? 
さぁ、物語の始まりです。



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            【 VOL.1 /プロローグ】




 海と山に囲まれた小さな町に一軒の仕立て屋がある。たっぷりとたくわえた髭の手入れを毎日怠ることのないその店の主人は、頑固で実直を絵に描いたような男だったが、いつしか町の人からは敬意を持って “アンクル・ジョン” と呼ばれるようになっていた。



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 実はこの男、“アンクル・ジョン” と呼ばれるようになったのはこれが初めてではない。その昔はアメリカ中西部の田舎町で農場を経営していたこともあった。経営というほど大層な広さではない。ここでも畑の真ん中にある小高い丘の上に小屋を建てて毎年の収穫のために日々汗をかいていただけだった。その時にも誰からともなく親しみを込めて、“アンクル・ジョン” と呼ばれていた。男はいつしか自分の歳を数えるのも、振り返るのもやめてしまった。いったい何が契機になったのか・・・。

その農場の一切を息子達に任せてひとり、この小さな町にふらりとやって来たのだった。男が多くを語らないこともあって本当のところは誰も知らない。しかし、もともと手先が器用だったと言われるアンクル・ジョン。仕立て屋として認められるようになるにはそう時間がかからなかったのである。



 紳士服だけにこだわらず仕立てられるものだったら何でもつくっていたアンクル・ジョンだったが、今回突然舞い込んだ注文にはさすがに困惑した。それは “ジーンズを仕立てて欲しい” という手紙でのめずらしい依頼だったからである。手紙だけに注文が細かい。まず、厳選されたデニム生地を使うこと。ディテールはシンプルかつ高級感のあること。そしてそのジーンズは3種類の細みの美しくモダンなシルエットを持ち、履く靴の違いによるスソの見え方にも最善の注意を払うように、との内容だった。



 これまでどんなに忙しくとも、どんなに困難な注文であっても何ひとつ断ることなく、誠実に仕立て続けてきたアンクル・ジョン。普段は滅多に扱うことのないデニム生地だったが、依頼主の注文に忠実に応えるために。そして依頼主の顔が確実に満足する顔へと変わるように・・・。その作業はいつものように生地選びから静かに始まったのだった。( VOL.2へと続く )





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『 The Tailored この冬登場 』

2007/11/07   ザ・テーラード 

(。・ε・。) < ビッグジョンマンから速報!!

以前のブログでお伝えしましたように、この冬、BIG JOHNから大望のニューアイテムが登場します!!




       その名も『 The Tailored 〜ザ・テーラード〜』


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細身のシルエットに特化したカテゴリーで、「テーラード」の名のとおり、まるで仕立て屋であつらえたかのようなフィット感を得ることができます。



従来の多くは、ストレート/ブーツカット/スキニー、などの大きなシルエット分類で分かれることがほとんどでした。

しかしその分類方法では本当に突き詰めたフィット感・シルエットを得ることは難しいことだったと言えるでしょう。

ジーンズにうるさいお方であれば、「もう少し裾が広ければ・・・」なんてことを一度は思ったことがあるはず。




そこで、ザ・テーラードでは、細身のシルエットにスポットを当て、その細身の中で「パイプドストレート」/「シューカット」/「テーパード」の三つにシルエットを分けました。

つまり、細身のなかで、さらに細分化したシルエット、最適なフィット感をお客様の好みによって選ぶことができるわけです。




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ポイントはウエスト〜ヒザ上までのフィット感は3シルエットともに同じという点。
各シルエットの特徴は、ヒザ上から裾だけで表現するのです。

細身のジーンズを穿く方であれば、チョットした裾の広がり、テーパード具合、フィット感などにこだわるのではないでしょうか。それによって合わせる靴も違ってくるはず。


そんなコダワリを持つあなたのために「ザ・テーラード」は誕生しました。


その他、ディテールや素材などについてはまた後日!
アディオス ☆。:ヾ(´Д`、)



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『ビッグジョン・カー』

2007/11/06   ノベルティーグッズ 

(。・ε・。) ! ビッグジョンマンから大ニュース。

ついにこの秋ビッグジョンから車が発売されます。

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すいません。ウソです。

上の画像はビッグジョンの社用車。

厳密に言うとノベルティーグッズではないのですが、カテゴリーを一応この「ノベルティーグッズ」のコーナーに振り分けさせてください(販売促進という意味で)。

さてさて、この社用車。
本社はもちろん、ディビジョンや工場にあるわけですが、社員はこの車(これはヴィッツですが、他にも車種はいろいろあります)に乗って、営業や仕事、打ち合わせ等の移動手段に使用します。

始めて僕が児島に足を踏み入れたのは、入社試験の最終選考の時。

児島駅を降りて、これから「いざ最終試験を受けに本社へ行くぞ!」と思った時に、児島駅前の交差点でこの社用車を見かけたわけです。

「おー。ビッグジョンだ〜。運転しているのは社員の人かな〜」なんて思いながらこの車が通り過ぎるのを見ていました。

ちなみに車体のブルーカラーはブルージーンズの色、そして瀬戸内の海の色を表しています。
そこにビッグジョンおなじみのベースボールマークがワンポイントで入っているわけなんですね。遠くからでもよく目につきます。

ビッグジョン・カーは今日も児島の町を走っております!

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『リペア職人!シマちゃんのSP102』

2007/11/02   社員のジーンズ 

今週最後のUPをビッグジョンマン (。・ε・。)/ いきマース。

大好評、「社員のジーンズ」のコーナー。二発目。



今回ご紹介するの社員のジーンズはハッキリ言って変化球です。

ビッグジョンマンと同期の「シマちゃん」のジーンズ。
品番はSP102。ふとめのストレートです。

何が変化球かと言いますと、まずかなり自分でリペアを施していること。そして、自分の手でカット、縫製、加工を行ったジーンズであるということです。



我が社では入社した際に工場研修というのがありまして、山口県にある平生工場へ泊まりがけで行き、ジーンズを作る現場を体験する(1本のジーンズを自分で最後まで作る)というのがあるわけなんです。

今回紹介するこのジーンズはシマちゃんがその時に自分で作った作品なんですね〜。
なので、縫製や仕様には正規品とはちょっと異なって、シマちゃんエッセンスがズバコン投入されています。

では紹介していきま〜す。



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↑ご覧の通り、スゴイことになっているのがわかります。
もう一度言いますがコレはSP102です。

平生工場研修で作ったこのジーンズをシマちゃんはずっと大事に穿き続け、ここまでクタクタに、そして自分色をトコトン出すところまで着用し続けています(現在進行形)。



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↑サスペンダーボタンを付けたり、ラベルを替えたり、ワッペンを付けたり、特に当時は見るたびこのジーンズは変化していったのを覚えています。その変化が地層のようにジーンズに表れています。




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↑手縫いの補強やミシンでのタタキ補強。そしてオイル染み加工など。
(。・ε・。) <「やりちぎってますなーシマちゃん。」




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↑ウォッチポケットにはレザーのフラップを後付け。
フロントポケット周りにはタタキで補強を行っています。
(。・ε・。) <「手、入れにくくない?シマちゃん」




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↑当て布やレザーをONしてタタキ付け。さらに時間が経ったあと、それを引っぺがし濃いインディゴを見せる&魅せる。
(。・ε・。) <「ヨッ!アイディアマン!シマちゃん。」




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↑太陽のような補強。
前からみるといいアクセントになっているねこれ。
(。・ε・。) <「ギザカッコユス!シマちゃん」



【 まとめ 】

このジーンズのように、やっぱり自分で作ったジーンズというのはすごく思い入れができて、その経験が今後のモノづくりにとって大事なんじゃないかな〜とビッグジョンマンは思うわけです。

ビッグジョンマンもシマちゃんと同じ班で研修を行ったわけですが、1本のジーンズがどういう工程で、どれくらいのスピードで、どのような機械を使って出来上がっていくのかを、短い間ですが身をもって体感することができました。

「一針一縫」の大事さを忘れず、モノづくりをしていくことを誓ったシマちゃんとビッグジョンマン。

そして最後に、平生工場のみなさんには大変お世話になりました。
通常の業務を行いながら、僕たちのジーンズづくりを親切に手伝っていただき本当にありがとうございます。

今後も研修等でお世話になる事があると思いますが、どうぞ宜しくお願い致します!!

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『2007年11月のデスクトップ』

2007/11/01   今月のデスクトップ 

まいどまいど、ビッグジョンマン (。・ε・。)/ です。

先月から始まりました「今月のデスクトップ」のコーナー。

今日から11月もスタートし、今年もあと2ヶ月というところまで来ました。
ってことで、我が壁紙も新たにチェンジε==ヽ(*゚∀゚)ノ!!!

先月の教訓をいかして、デスクトップを整理(まぁ無理やりフォルダに突っ込んだという説も無きにしもあらずですが・・・)。

ビッグジョン倉庫に眠っていたポケットセッターマシーンを撮影してきて、それを白黒で引き締めました。

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オッ、Σ[●°д°]オオッ
ちょっとコレかっこ良くないっすか?
ジャパン・インダストリアルな感じで、男っぽく、そしてビッグジョンらしい壁紙ではないでしょうか。

朝出社してパソコンを起動したあと数秒間、見とれてしまいそうです。


今月の教訓:【壁紙がカッコイイとモチベーションが10%上がる】

フォルダがまた散乱してくると、見にくい画像ではあると思うので、定期的にフォルダを整理するクセもつけないといけないですね。

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